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アマゾンとフィリップス、クラウドでヘルスケアIoT市場へ進出

引用:http://techneedle.com/archives/22989

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Amazon partners with Philips to unite medical device, app and EMR data in the cloud(FierceMedicalDevices)

企業向けクラウドソリューションのアマゾンウェブサービス(AWS)、ヘルスケアプラットフォームを展開するフィリップス・ヘルススイート(Phillips HealthSuite)がパートナーシップを結び、ヘルスケアIoT市場への参入を発表している。

両者はこの提携に際し、フィリップスの数百万台にも及ぶ医療機器やセンサー、電子医療情報から得た膨大なデータをAWSのインフラを使って分析し、この結果を患者や医師へ提供していくとしている。

フィリップス・ヘルススイートには既に7万台以上の医療機器とセンサーが結び付けられている。同社のCEOは「医療機器から収集したデータと電子カルテを分析し、患者へ自身の健康状態に関する詳細なフィードバックを行えば、患者は積極的に健康を取り戻すためのアクションを取るだろう。より健康的な生活が送れるようになる」と語った。

執筆者コメント

医療機器とヘルスケアIoT市場をめぐる競争は激化しつつある。すでにグーグル、アップルは自社のヘルスケアプラットフォームを構築し始め、アマゾンとフィリップスも提携によるシナジーを期待しつつ、この市場に参入した。高齢化社会に差し掛かったアメリカや韓国の場合、慢性疾患をモニタリングする際に有効なテクノロジーであることは確かだろう。ただウェルネス(wellness)のみを追求するか、それとも病院、保険会社まで網羅する医療システム全般の変化と改革を求めるかによって必要なことは変わってくる。

様々な利害関係者が関わっているゆえ、多くの調整が必要とされ、時間もかかることだろう。クラウド上の膨大なデータから患者の健康状態を予測するには、まず多くの患者からデータを集めなければならない。

またデータを分析したとしても、その結果をもとに患者はどのような行動を取れば良いのか。これが患者、病院、保険会社といったプレーヤーたちの間で異なる場合、我々はいったい誰の意見に従うべきなのだろうか?

【原文を読む】 techNeedle

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