INNOCHAN

O2OやIoTといったワードを軸に、海外IT動向を取り上げています

3Dプリントを使った医療ECサービス

引用:http://techneedle.com/archives/22814

引用:http://techneedle.com/archives/22814

SOLS Lets You Buy 3D-Printed Insoles, Customized To Your Feet, Right From An iPhone App(TechCrunch)

 

北米の医療系ベンチャー「SOLS」は、脊椎や足裏の痛みを緩和することを目的とした医療用インソールの一般ユーザー向け販売を開始した。このインソールは3Dプリント技術を使った個人用カスタム・インソール。これまでは医師の処方を受けた患者を対象とし、300ドル~700ドルで販売していた。

このインソールを注文するには、スマートフォンでSOLSアプリケーションをダウンロードした後、アプリ内での指示に従い3つの角度(足のかかと、側面、足の裏)の写真を撮り、SOLSへ送信すればよい。アップロードされた2D写真は三次元再構成技術を使って3Dモデルに起こされ、SOLSがユーザー専用のインソールを製作し、10日以内に発送する。

価格は199ドル、主なターゲットはマラソンやトライアスロンなどを趣味にするユーザーだ。同社は直近で1,100万ドルの資金調達を行ったが、この投資にNBAニューヨーク・ニックスのスタープレーヤー、カーメロ・アンソニーが参加していた事が話題になっていた。

 

執筆者コメント
SOLSは650人を超える足の専門医たちと共にサービスを開発し、自社の持つ三次元再構成技術と3Dプリント技術が医療へ応用可能だということを証明した。まずは自社製品の臨床試験を行い、既存の治療法である「orthotic casting(石膏で足裏の形を取り、固定する方式)」と同じ効果があることを実証した後、一般ユーザーへと対象を広めようとしている。

個人的には、このような方法が優れた事業戦略だろうと考えている。臨床試験を経たことで多くの時間と費用がかかっただろうが、類似するサービス製品が出たとしても、ユーザーはすでに検証されているSOLSの製品を信頼する。ゆえに市場内で優位を保ち続けることもできるだろう。

 

【原文を読む】 techNeedle

Return Top